さて。西南には劉循、西北には馬超の勢力があります。 が、とりあえず彼らのことはおいておいて、北の曹丕陣営に狙いを定めて攻め上がることに。 勝ち進んで北の端っこにぶつかったところで今度は東に向かい、大陸を時計回りに移動する格好で、領土を広げました。 功績もそれなりに積んで、たまに都督に命じられたりもしますが、どうもいまいち信頼がないのか、すぐ罷免になります。 三ヶ月ごとに、都督、太守、都督、太守を繰り返して結局都督ではなく、位が低いほうの太守に落ち着いた模様。出世できなくてガッカリ。
しかも最近は「幽梟みたいな悪名の高い者とは付き合えない」と初対面の人に結構言われるようになりました(汗)。 前に一時期略奪しまくってたことが大陸に広まってるのか…。ハッ、もしやそれが仲謀さまのお耳に入ったので都督になれないのでは!?
仕方ないのでそれはそうとして。曹陣に何回も戦いを挑むと、その度に出陣してくる迎撃の常連の顔もなんとなく覚えてきました。 その一人が徐庶。捕らえる、解放、捕らえる、解放を3〜4回繰り返したところで孫陣に加わってくれました。 所属はウチです。ちょっと話しかけてみると、意外と相性がよかったのか、トントン拍子に義兄弟の話へ。 これ以後、徐庶のことも義兄上とお呼びすることになります。
そのまま、徐庶は陸遜とも義兄弟に。陸遜と比べると、顔グラフィックのせいか、何だかちょっとワイルドで、お兄様というより頼れるおじ様って感じです。 幽梟が太守で陸遜は軍師、徐庶は個人的なブレインスタッフ(そんな地位はありません)として、ウハウハな気分で進撃していました、が。
徐庶から輸送の進言があったのでやってもらったら、そのすぐ後で出陣することに。その戦いは勝利したのだけど、ターンの終わってしまった徐庶をその都市に置いてきた格好になってしまいました。 そこで初めて気付いたこと…進軍するごとにその都市に武将を置いてきているので、ウチの軍はどんどん人少なに…。 現在手元の武将は陸遜と幽梟とあと二人。 まずいなぁと思ってたところへ陸遜から「隣の陳留に攻め入るチャンスですよ」との進言。 名前もチェックしていない都市だったので、「陳留ってどこだろう」と思いつつ、陸遜の言うことなら間違いあるまいと思って出陣。 すると何と、守備の武将のいない都市でした。ラッキー!さすがは義兄上!…と思っていたら、その陳留での評定で。
幽梟「…では評定を始めます…」 (しーん)
なんと武将は幽梟一人!
一応ここは前線なのに!伯言の義兄上、なぜ一緒に来てくれなかったの…(涙)。と、むせび泣いている暇もなく、徐庶のいる都市が曹丕に攻め込まれたため、援軍要請が来ました。義兄上のピンチならば行かないわけにいかず、陳留を空にして一人で出陣。
幽梟「義兄上!お待たせしました!」 徐庶「よく来てくれた。これで味方の士気も上がろう」 味方の一隊「おー!(士気アップ)」 (しーん)
…この三隊だけですか!どこも人手不足なのね…って私の采配が悪いからなんですけど…。
それでも曹丕軍を追い詰め、いよいよ曹陣はあと一都市、濮陽を残すのみに。 一都市ならば援軍も呼べないから何回か叩けば落ちるだろう、と軽く見てたらこれが大間違い。 一都市の中に四十人くらいの武将がひしめきあっていて、戦場に出てくるのはその中の精鋭部隊。 強いんだな、これがまた。 対する孫軍は、陸遜と徐庶と幽梟の三都市連合軍で総大将は徐庶である場合が多かったです。 この徐庶、大抵真っ先に突っ込んでいって、真っ先に捕まります…。 するとこんなやり取りが。
徐庶「不覚!敵の手に落ちるとは!」 陸遜「義兄上!皆さん!義兄上をなんとしてでもお救いしますよ!」 陸遜の軍「おー!(士気アップ)」
あー義兄上たちだけで盛り上がらないでよー!(ちょっと寂しい) それにしても、この二人の義兄が敵につかまるたびに、処断されないかと毎回ハラハラ。心臓に悪いので、貯金をはたいて二人に名馬をプレゼントしました。 「義兄上方。これは私がずっと大切にしていた馬なのですよ(嘘。さっきそこの市場で買ってきた)」ともったいぶって差し上げます。絶対逃げてくださいね!
これで敵に捕まることはないにしても、ときどき陸遜は負傷します。そんなときは速攻でご機嫌伺いに行きます。
幽梟「義兄上!調子はどうですか?」 陸遜「ううん…実は最近体調がすぐれないのですよ。差し支えなければ、あなたの医術で診てもらえませんか」 幽梟「えっ…!(うっわー!特技「医術」持っててよかったー!)ももももちろんです〜(汗←何の汗だか)」 (…治療中…) 幽梟「義兄上、これで大丈夫です!」 陸遜「ありがとう、礼を言いますよ。持つべきものは『真の友』ですね」
…真の…。ちょっと微妙っていうか…ガッカリするところじゃないんですけど…。
その一方でたまに幽梟も負傷します。気にせず外出しようとすると、ちょうど訪ねてきてくれた陸遜とばったり会うことも。
陸遜「調子はどうですか?」 幽梟「ええ、実はあまり体調がすぐれないのです(嘘。いつも通りウィンドウショッピングに行くところだった)」 陸遜「僕は多少ですけど医術の心得があります。よかったら診ましょうか?」 幽梟「えっ…!(うっわー!義兄上に特技「医術」付きの本(タイトル忘れた)を贈っておいてよかったー!)おおおお願いします〜(汗←何の汗だか)」 (…治療中…) 陸遜「これで大丈夫でしょう」 幽梟「…ありがとうございます…。持つべきものは『真の友』ですね…友ですね…」
…友だもんなぁ…いいけどね。
それにしても。戦っても戦っても、濮陽は落ちる気配を見せません。むしろ毎回出陣しているコチラの疲弊が目に付くようになりました。 陸遜のいる都市は、兵士は総勢三千…一部隊にもならない人数。 これで援軍出したり自分で出陣したりしてるんだけど…軍師として義兄上は苦労されてるんだろうな…なんて思います。
これで自分が都督なら、軍団内から精鋭を集めて一気に叩くのに、悲しいかな、一介の太守にすぎないので、人事に関しては、その時期ごとの異動可能者リストを見ながら一人ずつ孫権にお伺いを立てないといけないのが辛いところ(ああ、権力が欲しいなぁ…)。 武力の高い人をあちこちから引き抜き、この前の編成で別軍団の都督になった徐庶を無理やり呼び寄せて軍の増強を図ります(徐庶はこのために都督から一般になりました…。ごめん義兄上、ここ陳留の軍師の位で勘弁して)。 ちなみにこの異動可能者リスト、毎回穴があくまで見るのですが、配属が違うためか残念ながら陸遜の名前はありません…。
どうにもこうにも行き詰まってきたので、ちょっと気分を変えようと思い、矛先を西の馬超陣営に向けました。 お友達武将を西の前線の漢中に送り、徐庶にも行ってもらい、自分も異動願いを出しました。 孫権から割とすんなりOKが出たので、ラッキー!ちょっと西で暴れるかぁと思って行ったら、到着と同時に孫権陣営軍団まさかの再編成。 お友達武将は散りぢりに。徐庶は前線から離れて内地へ異動!ウッソー!しかも幽梟は自分から異動願いを出したので、異動先の漢中では身分は一般…義兄上たちを呼び寄せる権限などまるでない状態。西の果てで一人ぼっちになってしまった…うわーん、義兄上ー!あにうえーあにうえー(エコー)。
ここで私は決断を迫られることに。選択肢は三つ。 一つ、陸遜のいる都市に異動願いを出し、当分は勝つ見込みのない戦に参加する(そもそもそれが嫌で西に来たのだが)。 二つ、徐庶のいる都市に異動願いを出し、戦のない退屈な日々を送る(それも何してるかわかんないよね…輸送とかも重要といえば重要なんだけど)。 三つ、西でしばらく働いて昇進の機会を待ち、権限を得たところで義兄上たちを呼び寄せる(いつになるかはわからないし、いつか得られる保証もない)…。
どうしようかな…。
と、思案しながら西の漢中での小競り合いに参加している中で、趙雲が亡くなったとの知らせを受け取りました。 結構懇意に(一方的にだけど)していたので、ちょっと寂しかったです。 趙雲は幽梟よりも一回りくらい年上だったんだけど、自分もそろそろ寿命を意識しないといけない頃かと思わずにはいられませんでした。自分の年齢を陸遜とタメに設定したのは、あまり年上にして先に死なれても悲しいかなーと思ったから。
残された時間はあまりないかもしれないと思い直し、結局、陸遜のいる小沛へ異動することに。 勝てぬ戦に日々を費やすのもまた一興か…と思いながら小沛に向かうと、幽梟が到着する直前に、義兄上のいる連合軍がなんと濮陽を落としたとのこと。 すごい!すごいよ義兄上!すごいよみんな!陸遜はそのまま濮陽に逗留しているので私は入れ違った格好で小沛に到着。 都市の様子を見ると、兵もほとんどいなくて非常に疲弊した感じ。 そのせいかどうか、到着後の最初の評定で太守は「我らの目標は濮陽を攻略することである…」とまだ言っていました。 もう攻略したんでしょ…大丈夫ですか、アナタ。
陸遜を追って、濮陽へ異動。ちょうどそこの太守から宴会の招待状が届いたので早速参加。そこで陸遜を発見。
幽梟「義兄上も来ておられたのですね!」 陸遜「幽梟もですか。…どうやら我々だけのようですね」
なんと他の武将は都合が悪いやら体調がすぐれないやらで欠席。も、もしかしてこれって何かのセッティング?(笑)これでホストがいなければ完璧…。
太守「皆のもの、よく来てくれた。今日は…」
…だったんだけどなぁ…(笑)。
とかなんとかやっていたそのすぐ翌月。
陸遜は亡くなりました。義兄上は小沛で曹軍の殲滅を命じられて長かったから、任を果たして安心されたのかなぁとか思ってみたり。ううう。
陸遜がいなければここにいてもしょうがないので、すぐに荷物をまとめて徐庶のいる桂陽へ移りました。ここは前線からかなり離れているので、とっても平和な都市。都市を見聞し、季節が移るのを見ながら、ここで徐庶と一緒にゆるゆると余生を過ごすのもいいかな、なんてね。
…とかなんとか言いいながら、その舌の根も乾かぬうちに、幽梟は思いました。
ヒマだ。ヒマすぎる。
思いっきり内地で、戦は全然ありません。 仕事は無いわけではないけど、名声が頭打ちの状態で働くことの何とつまらないこと。 そんな中、孫権が倭国の貢物から妖術を身に付けた、との話を聞きました。妖術!面白そう!私も会得したいっ!と思い、早速宝物を買い込んで、孫権の下へせっせと通い、露骨に取り入り体勢に入ります。 何とか妖術を教えてもらうことに成功し、兵舎でできるかぎりの自習して、あとはいよいよ実践のみ。というわけで、戦を求めてまた前線へ異動することにしました。
幽梟「義兄上。私は上庸へ行きます。しばらく会えなくなるかと思いますが、どうかお元気で」 徐庶「上庸か…西の最前線だな。ここでの暮らしは性に合わぬか」 幽梟「…いえ…そういうわけでは…モゴモゴ(覚えた妖術を早速使ってみたいというのもちょっと言いにくいな…)」
というやり取り(想像)の後、自分が敵に捕まったとき、義兄上たちに「必ず助ける!」と言ってもらうために敢えて買わなかった自分用の馬も購入。 もしも、あっちで太守になれたら義兄上を呼ぼうと、徐庶にとっては迷惑なだけな決意をして西方へ出発。 退役したら魔道士にでもなろうかしらと思いながら、馬を走らせます。
が、いざ戦場に出てみると、西方の敵は強く、こちらは弱くで一向に進みません。 戦は勝てないし、知り合いはどんどん亡くなるしで戦うのも辛くなってきました…とうわけでここでプレイ終了です。
(2004.03.26) |