真・三國無双3プレイレポート(前)

 三國志8をプレイして、すっかり陸遜ブームになった私は、「そういえばかの有名な三國無双の陸遜ってどんなだろう」と、あるとき思いました。折りよく競さんと連絡を取ることができ、なんと「真・三國無双3」を攻略本付きで貸してもらえることに。ありがとう競さん!!
 やってみると、すっごい面白かったです!敵兵をばばばばばばっと吹き飛ばすのが快感だし、好きな所属で好きな武将でやれるってのも嬉しい!プレイヤーの腕が上がれば強くなるってだけでなく、パラメータの成長要素もあるから何か無駄に育ててしまいますね〜。

 現在呉伝を4周したところです。使用キャラは、1周目は四章まで孫尚香、五章から陸遜。2・3周目はエディット武将。4周目は孫策。
 エディット武将のモーションは、誰でもいいだけに設定時に大変悩んだのですが、「もし武術を教えてもらうなら誰がいいか」と考え、周瑜か呂蒙の二人が候補に。周瑜は完璧に教えてくれそうだし、呂蒙は彼自身が努力家だからこっちの成長を温かく見守ってくれそうだ…。でも結局、戟よりも剣のほうが使いやすそうだからという理由で周瑜に決定。周瑜に教えてもらったからモーションが周瑜!…という気分を味わってます。気分だけだけど〜。

 ついでに護衛兵も編成。女8人分の名前をどうしようかと、ネタ探しに本棚を見ると、目にとまったのが『週刊光源氏』。これだわと思い、部隊名は「六条院」、メンバーは「葵」「紫」「夕顔」「明石」…てな感じで入力。三国志と全然関係ないですが、自己満足で。あと部隊「旅の仲間」もあり。「フロド脱落!」なんか見るとちょっと笑えます。

 以下、プレイレポートです。プレイの都合上「おのれ諸葛亮!」を連発しておりますが、嫌いなわけではありませんので悪しからず(三国志はむしろ彼から入ったし)。なお難易度は、基本的に「易しい」でやっています。

 

一章…というか、迷わず呉でスタート

 「陸遜は初めからは使えないよ」って先に競さんからメールで聞いていました…というわけで、後から陸遜を使うことを考えて、タイプの似ていると思われる孫尚香(二人とも両手で使う武器だから…)でスタート。が、まだ勝手が分からないので、出すぎだと怒られては戦死を繰り返すことに。

 それでもぜいぜい言いながら、何とかシナリオを3つともクリア。訳の分からないうちに何となく勝ってしまったって感じです。
 今後、とりあえず雰囲気を掴むことに専念し、シナリオの着手順もあまり深く考えず、上から順番にこなし、攻略本の各シナリオに関する部分はクリアしてから見ることに。
 …ところで孫堅も結構格好いいなぁ。

二喬奪還戦(エディット)

 エディット武将にてプレイ。2周目でやりました。孫策と周瑜…のはずなのに、なんで周瑜がいないのか?と思ったら、エディットがいるからなのですね(汗)。
 まず小喬のところにたどり着いてびっくり。どう見ても子供じゃん!しかも戦ってるし。ほぼ同時に孫策も大喬のところへ着いた模様。
 孫策の声が聞こえてきました。

 孫策「もう大丈夫だ!俺が守ってやる!(熱血ボイス)」

 だー!格好いい!格好いいよ孫策!この人のテンションが女性に向かうとこうなるんだ(笑)。
 続いて周瑜の台詞が聞きたくて、孫策でもやってみました。小喬に合流したところで。

 周瑜「もう誰にもわたさぬ(甘々ボイス)」

 だー!そう来たか!いいぞ周瑜!(笑)
 シナリオクリア後の孫策と周瑜のやり取りもまた面白かったです。「俺たちをダンナにできるなんてラッキーだぜ」みたいに言う孫策。もっと素直にナンパすればいいのに、と思ったらすかさず周瑜が「舞い上がるのは君の悪い癖だ」…なんだ、ただの照れ隠しか(笑)。
 普通に逃げるだけならクリアできるけど、董卓を倒そうとすると、途中で大喬か小喬がどうしても死んでまうのが悔しい。
 でもBGMもお気に入りの、個人的にはかなり好きなシナリオです。

 

二章…ちょっと慣れてきました
 調子に乗ってどんどんシナリオを進めていきます。シ水関の兵糧庫は、攻略本読むまで気付きませんでした。
虎牢関の戦い(孫尚香)

こんな感じ。 印象に残ったのは呂布とのご対面。
 兵士「呂布が出たー!」
 「出た」って、お化けじゃあるまいし、と思ったその数分後。
 私「呂布が出たー!!」
 …逃げ回ってました。馬で追いかけられて後ろからどつかれるのが恐怖。敵武将にときどき馬で追いかけられるけど、追いついて、どうかすると先回りまでされたのはこれが初めてでした。しかし、こっちは足で走って大抵馬を振り切れるというのもすごいけど(デルフィニア戦記のリィのようだわ…)。
 逃げようと思って、関所の階段を上って「馬ではここまでは追ってこれないでしょう!」と思ってたら、呂布がちゃんと馬から降りて追っかけてきたときはびっくりしました。

 それにしても、一騎討ちになるとき、右上に出てくる「一騎討ち受付中」という表示は「キャンペーン実施中」とか「彼氏/彼女募集中」とかいうのと同じノリに見えて笑えました。
 董卓を倒したときの「酒池肉林がぁっ!」が、とっても無念そうなのにもウケてしまいました。

 こっちを鍛えてから再挑戦して呂布は破ったのですが(一騎討ちではなくて)。呂布が戦場から落ち延びるときに。
 呂布「この俺と互角か…」
 もしもし、呂布殿。どう見てもこっちが押してたんですけど。

玉璽争奪戦(エディット)

 ななななんという難しさ!70個くらい壊す→董卓が玉璽を発見→そのまま逃げられてゲームオーバー、と毎回このパターン。
 クリアできる気が全くしなかったので、諦めて、このシナリオの出ないルートでやり直しました。とほー。 

 

三章…慣れてきたと思っていたら、大いに詰まりました
 この章の孫策、周瑜のムービーを見ると、孫策って体育会系。「悪ィ!」とか言いつつ、とても悪いと思っているようには見えない。
 でもこういうノリの兄ちゃんもいいよね〜。呉都攻略戦で、腕組みをして太史慈を待つ孫策の横顔の凛々しさったら、もう!もう!(やめれ)
劉表奇襲戦(孫尚香)

よく聞こえてきた…。 三章はこれに手こずりました。
 「孫堅軍、城内に孤立!」ってなったとき、初め、どうすればよいか分からず「どこからも入れないなぁ」とウロウロ。そのうちに。
 孫堅「無念…!」
 ゲームオーバーまで3分。テレビの前でしばし呆然としました。

 懲りずに何度かやり直してようやく守備兵長に気付き、孤立した孫堅を助けにいきますが、ちょっと離れるとすぐに孫堅が死んでしまいます。
 「娘よ!お前がいれば心強い!」と言ってもらえるのは嬉しいのですが、ちょっと離れるとすぐ「本陣苦戦!」の伝令を出すのはどうなんですかお父様。いや、私が半端にしか蹴散らさないのが悪いんだろうケド。
 どうにも埒があかないので、こうなったら孫堅が死ぬ前に決着をつけるしかないと思い、スタートから敵陣に一気に切りこんで大将を討ち取ることに。クリアタイムも偶然3分。勝つも負けるも短いシナリオでした。

 ところで、孫堅が馬に乗って戦っていて、こっちも馬で乱戦に突っ込んでズバーっと斬ったとき、振り返って見ると、敵兵がバタバタっと倒れ、孫堅も馬から転げ落ちていたことがありました。ごめん。

江東平定戦(エディット)

 レベル上げのためのフリーモードで、ときどきをコレをやります。なぜって、孫策いるから。この前ここで于吉仙酒を探してたら、馬でやってきた孫策がすれ違いざまに。
 孫策「ケリをつけてやろうぜ!」
 …えっ!
 今のは、もしかして、わ、ワタシに話しかけてくれたの?うっわー!どうしよー!(笑)

荊州鎮圧戦(エディット)

 エディットにて挑戦。こちらのメンバーは、孫堅、孫策、孫権という孫ファミリーと、ある意味なぜかわからないけど私。とりあえず壷を割ろうかしらと移動したら、皆ついてきたのでちょっとびっくり。私が先頭で進んでいいんですか?…では斥候兼切り込み隊長として孫家のために存分に働きましょうぞ!と一人で士気アップ。
 馬に乗るということを覚えたのはこの頃からです。パカパカ走らせて、敵兵の群がってるのに乗り入れて蹴散らすこの快感。それでもうっかり馬から叩き落されて、私をどつく敵将軍の後ろから、なんと敵将軍を攻撃して援護してくれる孫策!素敵っ!

 

四章…だんだん難しくなってきました…
 夏口の戦いだけは割とサクッと行けました。あんまり印象に残ってないです…ごめん甘寧。
南蛮防衛戦(孫尚香)

 二度とやりたくないです。何が嫌って、象!
 弾き飛ばされるのも嫌ですが、最悪なのが象と壁に挟まれてハマってしまうこと。ダウン、起き上がって弾かれる、ダウンの繰り返しで死んじゃうのが辛い。ちなみにこの時点で、象に乗った人をジャンプ攻撃で落とせるとは知りませんでした。

 この戦いは長引かせても有利にはならないなと思い、大抵一人で突撃するのですが、祝融の火矢の後、よく孫堅が死にます…。
 ならば孫堅が死ぬ前に孟穫を叩く!という作戦で、象に乗る孟穫を矢で射て射てやっとのことで撃ち落として無双乱舞を叩き込んで今回はいける!と思った矢先に。

 孫堅「無念…」

 お父様!もっと粘ってよ!
 銀英伝5巻の同盟軍の皆さんが味わったのはこんな気分だったんだろうかと思いながらやり直し。

 自分が一人で突進するから後ろに攻め込んでいかれるんだな、とちょっと反省し、次は敵を孫堅に寄せ付けないよう、出てくる敵を全部倒しながらゆっくり進むことに。矢が当たらないので象は無視。その甲斐あってか、これだと結構順調に進んでいきました。300人斬ったところで、孫策からお言葉。

 孫策「さすがは俺の妹!」

 …もしもし兄様、さすがなのは「俺」ですか、「妹」ですか?(笑)

 が、350人ほど斬ったところで残り10分の表示。もたもたしていると時間切れになるので、結局突っ込むことになるのかと思いながら慌てて孟穫の陣へ。
 例によって孟穫を象から撃ち落そうとするけど、動くマトって難しいですね…当たらないんですよ、これが。しかも矢が尽きてしまいました。ひー!
 こうなったら敵を全部倒せば自分から象を降りるのじゃないかと無茶な期待をして、象に踏まれながらその辺の敵を倒しまくることに。

 その頃「俺の出番だぜ!」と言いながら孫策がやってきました。なんか体が光ってみなぎっている様子です。でもその辺の一般兵の相手はいいから、できれば孟穫を落としてください兄様!
 そうこうしてるうちに自分の体力がやばくなってきました。肉まんを求めて壷を壊してたら、何と矢を発見。そういえば壷にも入ってたっけ(もっと早く気付こうよ私…)。ピュンピュン射て、嘘みたいに最後の1本が孟穫を落としました。このとき残り時間は3分をきっていましたが、象から落ちればこっちのものと思い、無双乱舞を連発して勝利。あ、危なかったです…。

赤壁の戦い(孫尚香)

 諸葛亮が「風が吹くまで持ちこたえてください」と言うので、よしわかった持ちこたえようじゃないかと思い、前に出すぎず前線でちまちま敵の相手をしてました。が。

 諸葛亮「…やはり兵の胆力に頼るしかありませんね(諸葛亮、撤退)」

 ちょっと待って!風はどうしたの!仕事してから帰ってよー!

 と、ぶーぶー言っていると、続いて火計イベントが発生。「火が回るまで持ちこたえれば我らの勝ちだ」と言われましたが、待てばいいのかどうすればいいのかイマイチ分からなかったので、暇つぶしに敵陣に突っ込んでみると何と曹操を発見。そのまま討ち取ってクリア。周瑜には悪いけど、策も何もあったもんじゃなかったです…。

 何回かトライする機会はありましたが、連環の計、東南の風、火計の全てを成功させたことはありません。
 連環の計しか成功しなかったときは笑いました。それって曹操軍が動きやすくなっただけじゃん。しかも逆に火計かけられて、燃え上がる呉軍…ぐわー。

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