真・三國無双3プレイレポート(後)

 続きです〜。

五章(対魏)…陸遜登場

 遂に陸遜登場。長かったです…。顔グラフィックの美人ぶりに溜め息(笑)。
 まずはフリーモードで鍛えることから始めました。敵将を倒すと、少年ボイスで「敵将!討ち取りました!」…陸遜、敬語です!誰かに報告してるのかなぁ(個人的には周瑜希望)。

 レベルアップしていくと、だんだんモデルも増えてきました。左から三つ目、四つ目を見て、「今までとあんまり変わらないじゃん」と思いつつ選ぶと、シナリオクリアの勝利ポーズで初めて気が付きましたよ。「帽子かぶってない!」…いやぁコレも可愛いなぁ。ところでムービー見る限りでは、いつも彼は真顔。でも台詞の口調はクールというよりむしろ熱いかも。

 陸遜で一番好きな台詞は一騎討ちを受けたときのもの。たまたま最初に聞いたのが、祝融との戦いのとき。豪快に盛り上がる祝融に対して。
 祝融「火の神の末、祝融!行くよぉっ!」
 陸遜「どうぞ、いらしてください(さらりと)」
 なんてこましゃくれたもの言いだろうかと、聞いた瞬間テレビの前で爆笑しました。

樊城争奪戦(陸遜)

 スタート早々徐晃と戦うことに。結構強くって、勝ったはいいけど、かっなり体力減らされました。くっそー!コノヤロー!とか思ってると、徐晃、去り際に一言。

 徐晃「見事であった…」

 前言撤回!何て爽やかな人!こんな人初めてだよ!ちょっといい気分になりました。

 さて、攻城兵器を守りながら行きつ戻りつしていたのですが、どうも戦況が芳しくない様子。呂蒙、しびれを切らしたのか。
 呂蒙「俺が出る!」
 止めてください呂蒙殿!お願いですから総大将は安全なところに!…って願いは当然無視されて、進軍する呂蒙。慌てて追いかけて、呂蒙の露払い兼護衛として一緒に進みました。割とすぐに曹仁と遭遇したので、そのまま討ち取ってクリア。
 ちなみに2回目にやったときは、
余裕をかまして遠くの攻城兵器まで見にいってました。するとあるときからドカンドカンと壊されまくる攻城兵器。怒りまくる呂蒙(汗)。すっかり調子付いた敵が城から出てきたところを倒しました。どうもスマートに勝てません。

石亭の戦い(陸遜)

 戦い前のナレーションで、これだけ引っ張っておきながら、埋伏はあっさり看破されてしまいました。かなり変な場所にいたので、追いつけなくてさ…。しょうがないので自分で突っ込んで総大将を討ち取るといういつものパターンに。
 リトライ時に、ようやく曹休を誘い出すのに成功。囲まれる曹休を見て、城壁からゆっくりと現れる陸遜。
 陸遜「あわれですね…」
 …イヤな子供だなぁ(笑)。容姿が若いと(この容姿だと私の中では子供の部類になります)小賢しく見えるね…。
 ちなみに、一気に司馬懿を討ち取ろうと突っ走っていたところ、たまたま通り道で苦戦していた黄蓋に「待っておったぞ!」と言われ、すっごく去りにくかったことが。

 陸遜の声が聴きたいときは、エディットにてフリーモードでこのシナリオをやります。難易度が「難しい」だと、より盛り上がります…ときどきゲームオーバーになりますが。
 四方八方から群がる敵兵。それを陸遜と背中合わせで待ち受ける場面のオイシサ!乱戦で、こっちが進む後ろからついてきてくれたり、こっちが敵を叩きのめすのを、さらに援護射撃してくれたりするのもすんごい嬉しいんですよ。
 陸遜から離れると、彼はすぐ死にそうなので、常に視界に入る位置におきながら進軍するわけなのですが、たまたまちょっと離れて、しかもうっかりボコボコにされたときに、お声が飛びました。
 「出すぎです!自重してください!」うわー!心配されちゃったよ!速攻で肉まん食べて戻りましたとも。うひ。

 さて、陸遜以外の武将でプレイしたときに気付いたのですが、このシナリオでは陸遜は、その辺の敵を片付けると、どんどん進軍…っていうか、一人で突っ走っていきます。こっちも慌てて走って追いかけます。こちらの目の前と、先を進む陸遜の目の前に敵が見えてきました。その瞬間。
 字幕「本陣苦戦!」
 会っただけで、戦ってないのに!?苦戦予定ってことで伝令を出しているでしょうか、どうなんですか陸遜殿(いや別に彼に限ったことではないが)。

 それにしても。あるとき攻略本を読んでいて、愕然としたのが次の一文…「エディット武将には友好度はない」。
 な、ないの!?エディットでやってて、「最近、陸遜がよく話しかけてくれるようになったなぁ」と思っていたのはめっちゃ気のせいですか!?友好度を上げようと思って、わざと「苦戦」って出てから恩着せがましく助けにいってたのに、それは無駄だったのですね…。いや、いいけどね(苦笑)。

合肥の戦い(陸遜)

 開戦と同時に呂蒙から伝令が来ました。どうも橋に細工があるらしく。陸遜の目の前に、橋がありました。「ありがとう、呂蒙どの!」と思いながら、進軍せずに中央の本陣に向かったところ。

 孫堅「ぐわっ!橋が!(橋が壊れる)」

 あっちの橋かい!(そもそも最初の報告が孫堅にされたものだと気付いたのは、ずっと後のこと。呂蒙が同僚のよしみで陸遜に教えてくれたのかと思ってました)。
 まぁそれで孫堅軍が孤立してしまい、合流が困難に。来た道を引き返してさっき避けた橋を渡って大きく迂回して孫堅に合流。
 このシナリオはつまずいたのはここだけで、あとは孫堅を守りながら敵をひとつずつつぶして、珍しいことにとっても順調。士気も高く、あふれんばかりの青ゲージ。敵本陣に着いたら、すでに一人となった曹操が、呉の兵に袋叩きにされているところでした。

許昌の戦い(エディット)

 赤壁の火計を成功させて(諸葛亮…祭壇を守らせるだけ守らせておいて、「この日、風は吹くのです」はないでしょう…いや、非常に格好いい台詞ですけどね)このシナリオにチャレンジ。
 城攻めをする孫策から伝令「攻城兵器を守れ!一気に決着をつけてやる!」、同時に本陣後方部隊から伝令「敵軍増援軍出現!ここを抜かれたら我が軍は持ちません!」そして周瑜から伝令「二兎を追うもの一兎も得ずだ!どちらかを選べ!」…しょっぱなから頭痛、いや盛り上がりました(汗)。

 どうも孫堅を放っておくのは危なかったので、泣く泣く孫策を見捨てて本陣へ。でも辛いのは気分だけではなくなったのはすぐのこと。味方がバタバタ倒れていくのはいいとしても、「これ、本当にクリアできるのか?」という疑問が湧いてきたのは、滝のように流れ込んでくる敵兵を仁王立ちで迎え撃ったとき。なぜなら討ちもらしは全て、後ろに一人でいる孫堅の負担になるから。
 とにかく減らす、減らすっていうか、孫堅様!お願いですからこの状況で切り込んでいくのはやめてくださいー!2000人斬ったのはこれが初めてでした。
 隙を見て敵内に入り込んだとき、爆薬を仕掛けていた司馬懿がこちらをボロクソに言っていたのが印象的でした。そして違う場所でやはり一人で頑張っていてくれてた周瑜が爆薬の報を聞いて、「逃げてくれー!」てな感じで絶叫(←希望・笑)してくれたのは、呉将冥利に尽きた瞬間でした。

 あとで孫策でやったとき、攻城兵器を使用して、一気に攻め入ることができました。敵本陣に入ると、「一人で来るとは愚か者め!」という趣旨のことを3人くらいから言われて「何だとぉっ!」てな感じ(笑)。

 ところで士気も高かったはずの孫堅が、何の前触れも無く突然バッタリ逝くことがあるのはなんでなのでしょう。苦しいなら苦しいと言ってください。

 

終章(対蜀)…クリアー!
 対蜀っていうより、対諸葛亮かってくらい、よく出てきましたね、諸葛亮…。
南郡の戦い(陸遜)

 スタートから、諸葛亮の指示を受けた蜀軍に次々と拠点を落とされました。それを見た周瑜。
 周瑜「おのれ、蜀め!」
 全くその通り!おのれ蜀め!
 気分はすっかり呉の一員で、荊州を取られたときの悔しさといったら(笑)。ちなみに私は拠点の制圧の仕方が分からずウロウロしていたのですが、誰かが取ってくれました。よかったよかった。

南蛮夷平定戦(陸遜)

 …またですね、孟穫。しかも背後で糸を引いているのは諸葛亮とな。おのれ諸葛亮。
 「心を攻めるのです」と言われて、何のことやらという疑問は、孟穫を仕留めたと思ったときに分かりました。なんで倒したはずなのにシナリオクリアにならないんだと思ったら、また出てきたよ孟穫。捕らえて放てを繰り返せってことなのですね。
 孟穫「これが最後だ!」
 (それで出てきた孟穫を倒す、が、シナリオクリアにはならない)
 嘘つきー!この次に「今度こそ最後だ!」と言って出てきたときには脱力しました。
 とにかく敵兵が多くって、士気のゲージは真っ赤っか。次々と倒れていく味方。750人斬ったところで歓声が上がったけど。
 陸遜「…(残っているのは自分と、護衛兵一人だけですか)」
 二人で歓声を上げていたということですね…内輪盛り上がりもいいところ。そのままクリアできましたが、南蛮戦はもういいです(汗)。 

夷陵の戦い(陸遜)

 個人的に、三国志では夷陵の戦いで陸遜ファンになったので、夷陵だ、夷陵だと、自分の中で始まる前から大盛り上がり。まずは敵を引き付けろとの陸遜の言葉通り、あまり前には行かずに敵を蹴散らしていると。
 孫堅「…やぐら…!」
 陸遜「…?(やぐらがどうしたって?無双乱舞に夢中で聞き逃してしまった!)」
 マップで光った場所は何となく見ていたので(履歴が見れることを当時知りませんでした)、そこへ向かったものの、「??」と思っていたら。
 字幕「火計発覚!」
 陸遜「まさか…失敗するとは…」
 ガーン!私の中の三国志の一番のハイライトがこんな結末に!
 とりあえず責任を取るつもりで敵陣に突っ込んで、首級をあげました。

 あとでエディットにてリトライ。やぐら兵を倒し、火計成功!そのまま石兵八陣に挑戦。前に小説で読んだ場面とイヤーな感じが良く似ててよかったです。
 しかし…なかなか抜けることができません。抜けたところで急襲されている本陣を救うために、来た道を逆戻りするから、なんていうか、抜け甲斐がないです。しかも水上道って何ですか…このシナリオの主役は誰?ちなみに石兵八陣から本陣へ馬で戻るとき、やはり馬に乗った甘寧と同じ道を並んで向かうことになり、ちょっと心強かったです。 

成都の戦い(陸遜)

 夷陵で終わりかと思っていたら、もう一つありました。総力戦みたいな感じになるかなと思い、ゆるゆると進軍。その途中でムービーが入りました。
 諸葛亮「連弩隊、前へ!」
 ビシビシ射られる味方兵。
 またしても諸葛亮です。長引かせると何をされるか分からないと思い、ガンガン進軍して、もちろん途中で連弩はちゃんと壊して、劉備のところへ突っ込みました。本陣に足を踏み入れ、劉備に迫ったところで。

 農民「殿様〜!」
 劉備「お前達!」
 農民「殿様には恩があります!わしらも殿様のために戦います!」

 ちょっと待って。ウチら、悪者?
 とりあえず無視して劉備を追いかけて、どりゃー無双乱舞と思ったら、諸葛亮のムービーが入ります。今度は何だ!と思いきや。
 諸葛亮「…(一騎討ち受付中)」
 マジですか!諸葛亮対陸遜!すんごい好カードですが、できれば肉弾戦以外のところでの勝負が見たかったですね。
 負けると嫌だったので、一騎討ちはパス。劉備狙いの無双乱舞に諸葛亮も巻き込んで倒し、そして劉備にもトドメ。これにて終了!

 エンディングは皆さんで馬に乗って凱旋してました。爽やかでいい感じです。
 でも皆生きてるってとこが一番のハッピーエンドなんだろうな〜と思いました。ちなみに最初のエンディングは大量破壊でした。
 面白かったです!もう一回やろっと!

(2004.05.04)
 

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