ゲームレポート

 

 プレイしたゲームの感想を簡単に。

・大神(プレイ中)
・タクティクスオウガ
・逆転裁判1・2・3・4
・シャドウハーツ1・2

 

 タクティクスオウガ 旧クエスト/Wiiバーチャルコンソール

 

 Wiiを持っている方はご存じだと思いますが、Wiiにはバーチャルコンソールというシステムがあり、過去のファミコンやスーパーファミコン時代のソフトをダウンロードして遊ぶことができます。
 
 二月に、待望のものが入りました。
 タクティクスオウガです。
 
 知っている方には今さらとなりますが、1995年に発売されたシミュレーションRPGです。
 プレイした当時、なんてよくできたソフトだろうと思いましたが今またプレイしても本当によくできてると改めて思います。

■良かったところ■
 
 細部まで設定された世界の中で、生き方をはじめとして、職業、仲間、育て方、装備といった自分だけのチームを作れるというのが本当に素晴らしい。
 
 グラフィックもちまちましてるのによく動いてなんともかわいらしい。
 
 と、まあベタ褒めなのですが自分の中でも最上級に位置するお気に入りソフトです。

■悪かったところ■

 特には思いつきません。親切設計だと思います。

■感想など■ 

 昔のソフトですし、私自身過去に一通りはプレイしているので今回のプレイに限ったことのみ簡単に記載します。
  
 私はゲームの主人公にはなるべく自分のデータを入れるようにしていますので主人公はカスミ・パウエルです。
 軍団名は「カスミと無双軍」。
 この間抜けな軍団名からもお分かりではないかと思いますが、三国志のチームを作ってゲームを進めるのが今回のプレイ目的です。
 こういうことができるだけの幅があるのも嬉しいですね。
 
 以下、現在のチーム状況など。現在Lルートの第4章です。
 
伯符:テラーナイト(C/炎)
 ジョブの説明で「周りには殺したものの怨念が…」とあるのを見て孫策のテラーナイトを作りたいと思いました。
 エレメントは風か炎か迷いましたが、無双のイメージで炎。
 攻撃力はそこそこあるのですが、いかんせん足が遅く、前線にたどり着くまで時間がかかるという、あんまり孫策らしくない仕上がりでちょっとガッカリ。

公瑾:ウォーロック(L/炎)
 前線よりは魔法使い系だろうと思い、エクソシストからウォーロックへ転職の後方支援役。
 孫家に忠義を尽くしたのでアラインメントはL、エレメントは孫策とお揃いにしました。

伯言:ウォーロック(L/大地) 
 周瑜よりは膂力がありそうなのでニンジャでしばらく戦闘補助をした後に、補助魔法増員のため周瑜に次いでウォーロックに。
 同じく孫家に忠義を尽くしたのでアラインメントはL、ただしエレメントは、火攻めのイメージを優先させるとチームが炎の人で偏ってしまうので、バランスのため大地に。

興覇:ドラグナー(N/風) 
 孫策と並んで前線部隊です。攻守ともにバランスが取れてうまくまとまって成長したかなという感じです。
 甘寧は君主を変えているのでアラインメントはN、エレメントはチームのバランスのため風に。

尚香:クレリック(L/炎)
 弓腰姫よろしくアーチャーにしたかったのですが、後でプリーストに転職できる女性がアラインメントから彼女しかおらず、殺害数を増やさないためやむを得ずクレリックに。エレメントはお兄様と統一しました。

子桓:エクソシスト(L/水)
 曹丕は無双と同じく両手に剣のソードマスターにしたかったのですが、撃たれ弱くてとても前線に出せませんでした。
 それでやむを得ずたまたま空いていたポストのエクソシストに。あんまりぱっとしない役どころで悲しいです。

甄姫:セイレーン(N/水)
 ぱっとしない旦那さまの隣で、攻撃魔法をガンガン撃ちまくるのが彼女です。セイレーンの顔グラフィックを見たときに絶対甄姫にやらせたいと思いました。
 甄姫は主を変えているのでアラインメントはN、エレメントは現在の愛すべき我が君にならって水にしました。

貂セン:アーチャー(N/風)
 チーム一番の狙撃手であり、攻撃の要です。アロセールレベルまでは行かなくても、使いやすいユニットになりました。
 貂センも、結果として主を変えているのでアラインメントはN、エレメントはアロセールにならって風にしました。

 通常はこの上記8人に加えて、デニム、カノープスの10人で出撃しています。

 クリアまで頑張ります…。

(2009.2.28)

 

 逆転裁判1・2・3・4 カプコン/GB・DS

  

 大変有名なゲームであることは知っていたのですが、ようやく自分でプレイする機会に恵まれました。

 ゲームは大まかに探偵パートと法廷パートに別れ、主人公の弁護士は探偵パートで手がかりを集め、法廷パートで事件の真相を暴いていくという感じのゲームで、ジャンルとしてはアドベンチャーになるのでしょうか。

 これが大変面白いのです。

 何の意味があるのか分からない手がかりを駆使し、証人の言うことをよく聞いて矛盾を探し、検察側の論理を破綻させるという作業は、ミステリ小説で推理力を試されているような感じで、分からないときのもどかしさと当たったときの快感がたまりません。

 また、登場人物も魅力的でコミカルとシリアスのバランスがとてもいいように感じました。ゲーム的には一話完結なのですが、登場人物の過去や意外な関係が明らかになればなるほど、ストーリーの先が気になって仕方なくなり、「1」から「3」までたるむことなく物語が盛り上がっています。以下、登場人物ごとに。

 成歩堂:主人公ですが…名字が面白すぎます。普段「ナルホド」と表記されているので、どこかの話で「正確にはなるほどう」であることを知って驚きました。表記といえば気になるのが「サイバンチョ」。これはわざとなのか、字数の関係でやむを得ずなのか。いずれにしてもこういう小ネタでもそれだけで笑えます。

 御剣:下の名前も含めて、いい名前ですね。一見とっつきにくそうなのに、一度仲良くなってしまえばとっても頼れる味方になってくれるのが、いっそ可愛らしいです。「3」でナルホドの代わりに弁護をしたとき、証拠品のコメントで勾玉に対して「人の心が見える、そんなバカな」とちゃんと御剣調になっていたのが笑えました。ちなみにナルホドを見たときも思いましたが、なぜこの人達はこんなに体格がいいのでしょう。個人的には嬉しいのですが。

 冥:ムチを振り回すお嬢さん検事なのですが…ものすごい美人という印象があります。銀髪のカットの仕方がとってもお洒落だと思うのは私だけでしょうか。御剣と同じく、とっつきにくそうだけど、可愛らしいです。追い詰められたときの仕草が何気に女らしいのも育ちのよさがうかがえます。
 「2」のエンディングで、御剣がムチを返すのがいい場面なのですが…最初にプレイしたときは、「御剣に思い出として渡すもの」として自己主張の強い私は「弁護士バッチ」を渡してしまいました。受け取って戸惑う御剣と、後で冥に会ったとき「ムチを持ってこればよかった!」と後悔する御剣にごめんなさいって感じでした。

 千尋:何と言っても、いつも胸元が気になります…。
 かなり初めのほうでお亡くなりになったのですが、その後も出番が多くて嬉しいです。ときどきシナリオで出てくるデビュー当時の千尋は初々しい…というか、初心者の甘えが丸出しで描かれていますが、現在の落ち着きを考えると、成長したんだなあ、なんて思います。

 真宵:字面は格好いいのですが、カタカナにするとこれも面白い名付けです。何をしてもどこか田舎っぽい感じがこの子らしいですね。事件への巻き込まれ率が半端ではなく、イトノコ刑事に「またあの子っスか…」なんて言われるたびに笑ってしまいます。

 春美:可愛いです。ぴょんぴょん跳ねてる仕草が特に。割ったツボは正しくなく組み立てるほうが逆に器用だと思うのですが…。

 ちなみに。
 現在「4」をプレイ途中なのですが…。

 成歩堂くん、何があったんですか…。 

 (2008.12.24)

 

 シャドウハーツ 1・2 アルゼ/PS・PS2

 

 近代のアジアとヨーロッパを舞台にしたファンタジー系のRPGです。順序としては「2」→「1」の順でプレイしたのですが、シナリオは「1」のほうが素晴らしかったと思います。

 「1」では主人公の青年は魔物と融合する「ハーモニクサー」という特殊能力を持っており、自分の中に潜む魔物の魂にいつか食われてしまうのではないかと怯えています。この世界を跋扈する魔物を倒すたびにその怨念のようなものである「マリス」は主人公に蓄積されていき、それが臨界に達したとき自分の怯えは死神という形となって実体化し、襲ってきます。そのためある程度の戦闘をこなすと、自分の心の中に行って蓄積されたマリスを払わねばなりません。

 通常単調になりがちないわゆる「ザコ」との戦いに、このような意味を持たせてあることにまず感心しました。自分を傷付けたいという欲求に対して、正気に戻る作業を行わないといけないことが、心の中の葛藤を現実に見せてくれるようでとても面白いと思いました。

(2008.12.24)

 

   

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