無双OROCHI プレイレポート 2

 

 では続いて魏に行きます〜。

 難易度で「易しい」を選択できると結構サクサク進められるので私のような下手っぴにはとてもありがたいです。
 …が。易しすぎてキャラチェンジも行わず全体攻撃チャージ連発で強引にダメージを与えるやり方に終始してしまいました。これはこれでプレイが単調になるので、調子に乗って難易度「普通」にチャレンジしました。

 結果。惨敗。

 全然敵に攻撃が当たらないです。これだとゲームオーバーにもなりますし、クリアに途方も無い時間がかかってしまいますので、やっぱり「易しい」でプレイします。世の中の人は皆「普通」でやってるんですよね。すごいなあ。

 

ストーリーモード/魏

 

 何と、初っ端から「曹操戦死」とのショッキングな内容です。ただ、曹操のことだから自分で流したデマのような気はしますが。

 後を継いだ曹丕が魏をまとめ、当面の方針として遠呂智と同盟を結んでいるとのこと。さしあたり、山賊討伐の依頼が曹丕のところへ来たそうです。

 

 ■■1章 杭瀬川の戦い■■

 山賊とは何と黄蓋でした。呉のストーリーで見かけないとは思っていましたがまさか山賊に身をやつしていようとは。

 その山賊黄蓋の討伐にあたって妲己も交えて曹丕たちが話し合うのですが、曹丕の態度に文句をつける妲己、妲己をなだめる石田三成、今度はその三成に食って掛かる妲己、態度を改めない曹丕、ハラハラしながら控える張遼と徐晃。

 …何か、呉の結束を見た後であるせいか、雰囲気がとってもギスギスしています。

 戦になってもそれは変わらず、作戦通りに曹丕が動くと三成に囮に使われますし、夏侯淵には「遠呂智の手下とは情けない」と嘆かれるし(これに対して「時制だ」と言い切る曹丕もすごい)、許チョにいたっては。

 許チョ「曹操さまはいないだかよ」

 曹操さまなら何とかしてくれる、と続きますが…曹丕を前にしていくらなんでもそれはないんじゃないでしょうか。ただ、そう思われるのは曹丕も慣れているのか、冷静に受け止めた上で仕方ないといった考えを持っていることが分かります。

 

 ■■2章 天水の戦い■■

 妲己があれこれ問いかけてきますが、のらりくらりと返答を避ける曹丕。言質を取られるのを避けたのでしょうか…単に話をする気がなかっただけかもしれませんが。

 戦が始まってしばらくしたら援軍が来てくれました。援軍の中には何と諸葛亮がいます。到着まで時間がかかったため、三成が「遅い到着だったな」と言うと「あなた方がどう戦うか興味がありましたから」と言ってのける諸葛亮。遅刻なのに堂々としたものです。
 曹丕が遠呂智の下にいることに驚く諸葛亮に対し、曹丕は「三顧の礼でもされたのか」と返します。

 一応、皆味方のはずなのですが、本当、仲の悪い皆さんです。もっとも諸葛亮は口ぶりからは、必要なら遠呂智から離反する姿勢をにおわせたものかもしれません。

 戦闘後、特に仲の悪い曹丕と三成が行動をともにするよう妲己に指示されました。この人たち一緒にして本当に大丈夫ですか…。でも甘寧と凌統みたいに意外と仲良くなったりして。

  

 ■■2章外伝 南中侵攻戦■■

 戦の最中に張コウが遠呂智の下にいることに疑問を持ち、戦闘を放棄してしまいます。その張コウを説得する曹丕は明らかに今後遠呂智から離反する可能性を示しました。いつになるのか分かりませんが、ちょっと楽しみです。

 戦とは直接関係しませんが、このとき初めて曹丕の2Pを見ました。言っていいですか。

 子桓さま、カッコ悪すぎです。

 この人は内政の才は素晴らしいかもしれませんが、服のセンスはどうかと思いました。きっと普段は甄姫がコーディネートを見てくれてたのでしょう、彼女がいないとコレですから。どこか欧米の、絵本の挿絵をファッションモデルと勘違いしたのでしょうか…。ああ、甄姫さまはどこに…。

  

 ■■3章 夏口の戦い■■

 戦の前のやりとりが可笑しいですね。孫策との対峙を決意した孫権に対し、「覚悟を決めた男って素敵!ねえ曹丕さん、三成さん」と妲己。わざわざ二人に振っているのは何かの嫌味でしょうか。それに対し曹丕。

 曹丕「孫策軍には焦燥の色が見える」(←無視)

 と話題を変えています。こういう受け答えは『頭に来る一言へのとっさの対応術』という本にも出ていたように、取り合わないのが一番です。やります、曹丕。なのに三成。

 三成「誰かさんならもっとうまくできた、そう言いたいのか」

 ああ、余計なことを…。折角曹丕はこっそり準備しているのに…。妲己は黙ってしまって警戒している様子です。

 そんなこんなで戦。逃げる孫策に追いすがって倒したところ、何と曹丕は孫策を逃がしています。それはいいのですがそれを妲己に見られています…子桓様…ツメが甘いですよ。
 問い詰める妲己に、曹丕はそんなことをして誰が得をするかとシラを切ります。すると三成が「それは周瑜の策でしょう」と進言。
 それで妲己はとりあえず引き下がってくれたからいいけど、三成の真意がいまいちつかめません。

 

 ■■3章外伝 キ州討伐戦■■

 難易度は「易しい」なのに、もたもたしてるうちに味方総大将が倒れてしまいました。ガックリ。疲れたので次に行きます。

  

 ■■4章 夷陵の戦い■■

 先の三成の行動は、曹丕を助けようと思ってしたことのようです。どこでそういう気になったのでしょうか。

 このステージは前段のやり取りも含めて、かつての曹操の家臣が、曹操でなくて曹丕を認められるか、という点に尽きている感じでした。戦終了後には、夏侯惇も、曹操とは違うけれど曹丕も悪くないと言ってくれるようになりました。
 これで夏侯惇、夏侯淵に加えてホウ統が仲間になりました。妲己に疑われつつも、曹丕は着実に仲間を増やしています。
 しかも、曹操とは別の個性として仕えてくれるようになったのですが…もしこれで曹操が現れたら、やっぱり曹操には叶わないのでしょうか…。

  

(2008.05.01)

  

 GAME HOME