真・三國無双3Empiresプレイレポート 3

 

 3周目です。争覇モードは仮想、難易度はやはり易しいで、こりずにエディットにて。

 今回は、孫策を連れて天下統一を目指します。江東からの出発が続いたので、次は北西の端っこである西涼にて旗揚げしました。

 西涼から進出するには、南の天水か、東の長安を通ることになります。天水を守るのは孫堅、長安を守るのは許チョです。最初のターンで早速、孫堅が許チョを攻めようとしています。このままだと孫堅に出口を塞がれてしまうと思い、孫堅に先駆けて長安を攻め落としました。

 この最初のターンから、あちこちで攻めたり攻められたりしています。あ、周瑜が君主になっているっ!と思うと、なんとその周瑜もいきなり攻められています…が持ちこたえたようです。長安に出たことで、周瑜とはお隣さんになりました。早速、同盟の申し込みにいきました。すると周瑜。 

 周瑜「…なるほど。ではこれより、我が方の敵は君の敵、君の敵もまた、我が方の敵だ」

…え?え?えーと…受けてくださったんですよね。周瑜の口調がさらりとしていたので、「君の敵は君の敵」とか言われてても気付かないかも、と思ってしまいました。それにしても、さらさらの髪のかかる横顔の、間近で見てなお美しいこと。またおつかいに来なくては、と心に誓います。

 そしてその周瑜から援軍要請が来たので、孫策を派遣しました。孫策が敵拠点を荒らして、周瑜に制圧してもらうという感じで、息ピッタリです。敵の総大将は太史慈でした。一騎討ちを挑まれたらどうしようかとちょっとドキドキしてたんですが、それはありませんでした。それにしても、敵の攻撃を受けて凍った孫策を、太史慈は毎回溶けるまで待っていてくれました。これなら確かに友情も芽生えるかもとか思ってしまいました。

 手が空いたので、次に南の孫尚香を攻めました。孫尚香と戦うのは苦手なので、なるべく早めに決着をつけました。別に孫策が攻めあがったからというわけではないのですが、「悪い夢でも見てるのかしら」とつぶやく彼女が印象的でした。この戦いで孫尚香を捕らえたので、彼女を登用します。

 さて。さらに南の司馬懿がだんだんと大きくなってきています。孫尚香を破ったことで、司馬懿とも隣接することに。なんと隣接すると同時に攻めてこられました。同時に、周瑜も別の勢力から攻められて援軍要請を出してきました。現在、周瑜は2都市、ウチは4都市…周瑜が1都市失えば、あとがなくなるので周瑜の応援に行くことにしました。しばらくは周瑜のところに進軍する気がなくなるようにという願いを込めて、その敵軍を制限時間いっぱい使って叩きのめします。

 が。次のターンで周瑜がまたさらに別の勢力から侵攻を受けています。このターンで同盟の期間が切れてしまったので、助けにいけません。何とか持ちこたえて、と心の中で声援を送りながら、コチラもまたもや侵攻してきた司馬懿軍を迎え撃ちます。周瑜のほうも、こちらのほうも、撃退に成功しました。でも周瑜軍の様子を見ると、かなりの損害を被った様子。その後すぐまた周瑜と同盟を結んだのですが、今度は司馬懿の軍が周瑜を攻めようとしています。
 何だか周瑜軍は、近隣諸国の目の敵にされているようです。

 どうやって周瑜を助けるか考えて結局。周瑜を司馬懿の軍はまだ出陣してないので、それを周瑜のところで迎え撃つよりも、まだ準備をしている今の段階でこちらから司馬懿を攻めれば、ウチの領土は増えるし、公瑾さまも守れるしで、一石二鳥ではないかと判断し、司馬懿を攻めることにしました。

 本音は周瑜軍の防衛戦に参加しても今回の戦には周瑜本人が出ていないので周瑜の横で戦えないのはつまらないからというだけですが。
 それはおいておいてとりあえずエディットで
孫策を連れて司馬懿陣営に攻め込みました。エディットが象に乗ってウロウロしてるうちに、孫策が敵本陣を制圧。は、早い…さすが一人で突っ込むのが好きな孫策です。この都市を取ったところで、支配地域が5になり、ムービーが入りました。「俺たちの国…ここからだよな」と言う孫策。この人が言うと、とても感慨深いものがあります。

 司馬懿を押し返したすぐ次のターンで、その司馬懿から同盟の依頼が来ました。でも「周瑜を討つので手を貸せ」とか言われるといやなので断りました。これが司馬懿の機嫌を損ねたらしく、同盟どころかまた攻め込んできました。もちろん返り討ちにします。

 その一方で、孫堅(1都市のみ)がときどき攻めてきたりします。何となく、潰さずに残しておきたいので、こちらから攻め入ったりはしませんが、今後あまりこっちにも来ないように、時間いっぱい使って痛めつけます。しかし、これが兵力を回復すると、また来ます。

 孫堅は司馬懿とも隣接しているのですが、なぜかこちらばかり攻めてきます。司馬懿と同盟でもしているのでしょうか。それとも初めに長安をさらったのが印象悪かったのでしょうか。

 何にしても攻めてくるので、こちらも負ける気はないとの意思表示のつもりで今回は孫策と孫尚香にて迎撃しました。ですが、それがなおさら孫堅の神経を逆撫でしたようで、兵力の回復もせぬまま、間髪入れずにまた攻めてきます。同じく孫策と孫尚香で迎撃します。
 途中、
孫策が、孫堅軍にいた大喬に撤退されられていたのに笑いました。なんか身内同士でケンカしてるみたいで微笑ましいです。

 孫堅に帰ってもらい、さすがにもう一回はなかったので、今度はこちらから、どこかを攻めることにします。やっぱり司馬懿のところかな…と思い、司馬懿軍の各都市武将をチェックしていたら、建業に甘寧がいたのでここへ攻め入ることにします。
 敵武将の捕縛は単に確率の問題なのかどうかは分かりませんが、根拠はないけど何となく孫策なら甘寧も帰順してくれるかなと思ったので、プレイヤーは孫策でいきました。
 本陣を制圧したところ、
孫策という縁起かつぎが効いたのか、甘寧の捕縛に成功し、登用します
 でもよく考えたら、本来なら甘寧が呉に来た頃には孫策死んでるんですよね。何の願掛けにもなってなかったです。でも無双世界だと体育会系同士で仲よさそうなイメージがあります。
 甘寧は意外と顔立ちは甘い感じなんですよね…それでいて声はこれもまた意外と低くってこのミスマッチが素敵です。
 衣装代えの上着無しバージョンをこのとき初めて見ました。
割れた腹筋と逞しい背中がとってもセクシー!
 そんなわけで甘寧は好きなんですが、無双乱舞が当てにくいので自分では使いません(汗)。

 さて。新たに甘寧が加わったところで、また政策のターンが来ます。
 甘寧からは「甘寧の兵力を最大まで回復」という政策が出ていました…正直でよろしい(笑)。

 それだけ戦をする気があるということで。すぐにでも戦力になってほしかったので、早速甘寧に回復してもらいました。

 

 ところで、同盟には気をつかっている周瑜の陣営ですが、いつも仲良し、というわけにもいきません。
 あるとき
産物の取引の話があり、あまりいい条件じゃなかったのでお断りしました。すると周瑜。

 周瑜「意地のために利を捨て、そのために意地も通せぬ人間が君だな」

 難しい言い方をしますが要するに嫌味です。そして次のターンで攻め込んできました。何かしら断った後で攻め込まれるのは、よくあることですね…。とりあえず撃退しました。

 この頃、同じようなパターンで孫堅に攻め込まれた際に、大喬を捕縛し、登用しました。孫策とイベントあるかなーと思ったら、あるときムービーが入りました。二人が並んで夕日を見ています。

 孫策「二人でずーっと一緒にいようなっ(はぁと)」

 大喬「はいっ(はぁと)」

 …見なきゃよかったです。

 さて。周瑜には、今回のことで嫌われてしまったらしく、また攻められてしまいました。同時に、たまたま同盟を結んでいた司馬懿から「孫堅を討つのを手伝え」との要望がありました。今更直接手を下すのも嫌だったので、周瑜の侵攻の防衛を口実にして、孫堅を討つ手助けはしませんでした。司馬懿の軍になだれこまれて、ついに滅ぶ孫堅。パパ、さようなら。

 そんな感じで、今回、司馬懿の要請を無視した格好になりました。特にそれに関する苦情は言われていませんが、次のターンで産物の取引を持ちかけられました。なんだか取引にかこつけて、こちらの腹の内を探られてるような気がします。やがて司馬懿との同盟が切れたので、司馬懿領のどこを攻めようかとチェックしていたら、交趾に趙雲と諸葛瑾を発見。すでに仲間になっていた姜維と程普に、それぞれ同僚のよしみで趙雲と諸葛瑾の説得を命じて(注:命じれません)出陣しました。残念ながら趙雲は逃しましたが、諸葛瑾はゲット!さらに別の戦いで捕縛した孫権も登用。これで孫家の兄妹がそろって、ちょっと嬉しいです。

 しかし司馬懿のほうも負けてはいません。次々と人を変えてこちらに攻め入ってきます。なぜか司馬懿の下についている曹操が攻めてきたとき、こちらは大喬で迎え撃ちました。しかし曹操の乗っている象に、なかなか攻撃を当てることができません。防衛戦だったので、素直に防衛していればよかったんですが、うっかり前に出てしまっていて、体力を削られた後、逃げ切れずにまさかの敗北。しかも曹操に大喬を捕縛されてしまいました。銅雀台に並べるつもりでしょうか、さすがは曹操、チャンスは絶対逃しません。

 特に孫策から何かあったというわけではありませんが、大喬救出を優先します。同時期に長沙の夏侯淳が攻めてきましたが、こちらは耐えることとします。大喬を迎えるという名目があるので、孫策、孫権、孫尚香、程普、諸葛瑾といった呉チームを編成して大喬のいる永安へ送り出しました。
 戦に勝利し、捕らえた捕虜を検分したところ、女性が一人いたのですが…月英でしたので、帰ってもらいました(←失礼)。

 

 それはそうとして。戦に政策に、どんどんターンを進めていきます。
 自分の体力は500しかないのに「
孫策と孫尚香と諸葛瑾の兵力を1000回復」と出してくる孫権…いい人だね
 その一方で、孫策は連続で「人材募集」です。大喬を探しているのでしょうか…。
 その都度、実行はするんですが、先の戦いの後で野に下ったらしい大喬は見付かりませんでした。その代わり、何度も履歴書を出してくれていた甄姫を登用します。すでに仲間になっていた張コウと、美しいもの同士、気が合う様子です。それから魯粛も登用。そうしてしばらくするうちに。

 各勢力の武将リストを見ながら、周瑜のところに小喬がいることに気づきました。またよく探すと、北東の端の周泰のところに大喬がいました。なぜ大喬はそんな遠くへ行ったのか…私のせいでウチの居心地悪くてお戻りにならないんだったらどうしよ…。先の戦いでも私がわざと前線に追いやって、曹操に捕らえられるよう仕向けたように見えなくもないですしね…。

 多少の後ろめたさも残しつつも、とりあえずは司馬懿の相手をします。都市情報を見ていると、あるとき司馬懿領の成都に潜んでいる陸遜と凌統を発見しました。もちろん捕縛目的で攻め込みます。ただし孫策は陸一族の恨みを買ってますので外し、甘寧も凌統と因縁があるので遠慮してもらいます。
 というわけで、孫権を先頭にして(ある意味これも正しい人選か分からないけど)、孫尚香や程普、諸葛瑾、新たに加わった韓当(北方三国志のように、陸遜を導いてくださいっ!と願掛け)で、またもや呉チームを編成して進軍。…したんですが。これは戦としては勝利に終わりましたけど、捕縛はなりませんでした。さすがは陸遜、撤退するにも隙がありません…(涙)。

 この戦いで、奥地に進軍することになり、司馬懿の本拠地にも手が届く距離となりました。そのままウチの精鋭を率いて、本拠地を落とし、司馬懿は滅亡。司馬懿を捕らえたので登用します。これで残っている勢力はウチと周瑜、周泰の三つとなりました。私としては、最後に周瑜を残したいところです。孫策からちょうど提案がありました。

 孫策「公瑾と同盟するんだろ?ちょっと行ってきてやるよ。公瑾とこ、小さいくせに結構潤ってるみたいだから、ついでに金ももらってきてやる(高圧外交)」

 同盟はありがたいですけど、その上、お金までもらってくるって…なんでそんな態度でかいんですか…。

 こうして周瑜と同盟を結びます。周瑜が周泰の本拠地を攻めると同時に、周泰が周瑜の本拠地を攻めてきました。防衛のほうを頼まれたので、孫策を派遣し、周瑜と小喬が防衛に当たっているところへ加勢します。
 このときの敵総大将は大喬。もちろん
破ったのですが、同盟国支援の戦いなので、こちらからの捕縛はできません。大喬は周瑜のところへ留まった様子で、しょうがないので大喬をそのまま周瑜に預けて帰りました。

 一方、周泰の本拠地を襲っていた周瑜の侵攻部隊も勝利し、周泰の領土はすべて周瑜のものとなりました。これで残るはウチと周瑜だけになりました。

 周瑜との同盟期間はまだ残っているので、ゆるゆると政策を実行します。そんなあるとき。

 甘寧「最近、俺の策、全然聞いてもらえてないんですけど。ちょっとつれなくないすか?」

 甘寧からぼやきが聞けました。甘寧はちゃんと敬語使ってくれるのが嬉しいです。それにしても「つれない」という言い回しが可愛いですね。
 この甘寧、最近は人望があるのか司馬懿や孫権から大将軍の推薦状が出ています。現在の大将軍は孫策なのですが、周瑜との戦いを前に孫策は不適切だと思われているかのような感じです。
 なのでしばらくは孫策を後ろに下げて、皆の様子を見ることにしました(その間に太史慈をゲット。本当は孫策で落としたかったのですが)。それにしても、孫策は毎回、何故か必ず政策を出してきます。すごいやる気です。っていうか、その分、他の人が言えてないってことです(汗)。献策にも押しの強さって出るのでしょうか。

 その後しばらく推挙の話はなかったので、孫策の「体がなまるぜ」というぼやきが聞けたところで出陣してもらうことにしました。やる気十分で、早速檄を飛ばしています。プレイヤーを孫策にして、呉チームを編成して出陣しました。

 しかし、まとまりのない我が軍…それぞれが血気に逸って進軍する上に、皆テンションが似通ってるのか、なぜかあるとき一斉に援軍要請が飛び交います。はっきり言って手が回りません。孫権の「誰か!後ろを守ってくれ!」とか孫尚香の「こっちを頼むわ!誰か来てよ!」とか救援の声を無視しまくりました。

 この戦は勝利しましたが、上記の孫策の態度がよくなかったからかどうかは分かりませんが。今度は太史慈から孫権を大将軍にという推薦状が出ました。
 孫策、それを知ったのか、彼自身思うところがあったのか、とうとう孫策自身から甘寧を大将軍にという推薦状が出ました(孫策の後を継ぐのは孫権じゃなくて?)。

 大将軍の件については、使い慣れていることもあって何だかんだで一番出てるから、孫策でよいと思うので却下。また実はこの頃、孫策の献策に関するぼやきを聞きたくて、わざと連続で色々却下していました。その不満がここに爆発したようで、「何が気に入らねぇんだか知らねぇけどよ…!」と絡まれました。うわぁv (←でもハート)。

 結局、孫策はそのまま大将軍で、そして大喬とははぐれたままで、最後に残った周瑜の本拠地を、孫策と程普(程普は周瑜の気をくじくため)を筆頭にした呉チームで制圧しました。

 エンディングはというと。兵の訓練に出る孫策、机に向かって筆をとる孫策、広間のようなところで椅子に座る孫策、周瑜と剣の稽古をする孫策(最後のカメラ目線は一体・笑)、一人で屋外にいるところを虎に襲われて撃退する孫策…これでもかとばかりの孫策オンパレードで、テレビの前で大喜びでした。

 ちなみに最終セーブは78ターン。そのあとセーブなしでしばらく進めてからクリアしたので、80ターンちょいくらいでしょうか。長かった…!

(2004.07.24)

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